Section 4 - 性能測定とベクトルプログラミング
セクション3でRyzen™ AIハードウェアでのプログラムのコンパイルと実行のコンポーネントを理解したので、次は性能測定の方法と、AI Engineの並列計算能力を最大限に活用するためのベクトルプログラミング技術について見ていきます。
ベクトルプログラミングに入る前に、まず性能測定を確認することが有用です。これにより、アプリケーション性能のベースラインを得ることができます。性能に寄与する要因には、レイテンシ、スループット、電力効率など多くのものがあります。性能測定は、ユーザーがAIE上でのアプリケーションの高速化を測定するための、より強力なツールを提供する活発な研究分野です。セクション4aとセクション4bでは、タイマーとトレースの観点から性能を見ていきます。次にセクション4cでは、AIEカーネルコードのベクトル化方法をより詳しく見ていきます。
注意: 各サブセクションの詳細については、公式ドキュメントを参照してください。